特許事務の仕事内容紹介

■特許事務とは

 特許事務は、IPパラリーガルとも称され、クライアント-弁理士-特許庁間における種々の連絡・手続等を正確・円滑かつ迅速に行うために、弁理士をサポートする役割を担います。具体的には、特許庁へ提出する書類の作成、作成した書類の特許庁への提出手続、クライアントへの報告書類の作成等を行います。また、単に書類を作成するだけでなく、クライアントへの報告、弁理士への連絡、上司への相談など高いコミュニケーション能力が要求されます。また、通常の事務職と異なり、特許制度や法律に関する専門知識や、重要期限を管理する責任感が要求される仕事です。

■特許事務の業務の詳細

 特許事務所で扱う案件の種類は大きく分けて3つあります。
1つ目は、国内のクライアントから依頼を受けて日本で特許を取得する案件です。一般的には「国内案件」と呼ばれ、特許事務は、日本の特許庁への手続や国内クライアントへの報告を中心とした業務を行います。国内案件を担当する特許事務には、日本の特許制度に関する知識はもちろん、国内クライアントとの連絡を円滑に行えるための高いコミュニケーション能力が要求されます。
 2つ目は、外国のクライアントから依頼を受けて日本で特許を取得する案件です。一般的には「外内案件」と呼ばれ、特許事務は、日本の特許庁への手続や外国クライアントへの報告を中心とした業務を行います。外内案件を担当する特許事務にはさらに、外国クライアントとのコミュニケーションを円滑に行うための語学能力が要求されます。
 3つ目は、国内のクライアントから依頼を受けて外国で特許を取得する案件です。一般的には「内外案件」と呼ばれ、特許事務は、外国代理人に対する外国特許庁への手続依頼や、国内クライアントへの報告を中心とした業務を行います。内外案件を担当する特許事務には、語学能力だけでなく、外国の特許制度に関する幅広い知識が要求されます。
 いずれの業務を担当する特許事務も、専門的な知識は必要となりますが、共通して必要なのはコミュニケーション能力です。

■特許事務の一日

 作成・提出する書類や、クライアントへの報告内容等は毎日異なりますが、特許事務所の仕事は常に期限が設定されています。特許事務は、朝出勤したら必ず当日期限の案件を確認し、帰宅前には必ず当日期限の案件が終了していることを確認するのが日課です。
 特許事務の一日のスケジュール例は以下のようになります。

09:00~10:00 期限の確認、レター・メールのチェック
10:00~12:00 所内打合せ、書類作成、書類チェック等
12:00~13:00 近くのカフェでランチ
13:00~15:00 出願書類の作成・チェック
15:00~16:00 特許庁への提出手続
16:00~17:00 クライアントへの報告
17:00~17:15 期限の最終確認
17:15 帰宅
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